Chapter-2 腹部大動脈瘤
腎臓

腹部大動脈瘤の多くは無症状であり、人間ドックなどの超音波検査で偶然見つかることも多い。その画像での評価は治療方針を決定する上で重要である。無症状であっても経過観察する必要があり、超音波検査は経過を評価する上でも有用である。
また一方で、大動脈瘤破裂は発見時に緊急的に対処すべき所見である。患者は腹痛や腰背部痛の症状で来院することがあるので、これらを主訴とする患者にスクリーニング検査として行う超音波検査では、注意すべき疾患の一つである。

企画・制作:超音波検査法フォーラム
協賛:富士フイルムヘルスケア株式会社