「超音波検査法セミナー」は富士フイルムヘルスケア株式会社が「超音波検査法フォーラム」に依頼し、
作成しております。多くの方々にご利用いただければ幸いです。

第6章:胆道の超音波像あれこれ

超音波で病変を見つけたり診断するためには、病変の超音波像のさまざまな所見を理解することが不可欠です。さまざまな所見とは、たとえば腫瘤像のバリエーションであったり病変の付随所見であるわけですが、このような超音波像のあれこれをひとつでも多く知ることが、超音波の診断力を養うことになるでしょう。

本章では、胆嚢・胆管のさまざまな疾患像を見てゆきます。この領域の診断には病変の特徴を知ることだけではなく、観察するための走査法も大切です。観察の進め方も合わせてご覧ください。